口腔システム研究会
文科省管轄生存科学研究所の口腔システム研究会の今年度第1回の研究会を本日6月2日に開催しました。
今回は、講師に前日本歯科大学生理学教室名誉教授の村上俊樹先生を招聘し、「顎関節症の病因についての生理学的な所見」について銀座の生存科学研究所にてご講演頂きました。あいにくの雨でしたが、午後10時半まで熱い議論がなされ、大変有意義な1日を過ごさせていただきました。睡眠時における噛みしめや歯ぎしりと関連が考えられる最新の研究データをわかりやすく説明していただきました。すでに大学を退官された村上教授ですが、“少年のような”純粋な顔で熱く講演して頂きました。患者様の幸せに直結する臨床と基礎医学の融合がこれからの歯科界に科せられた責務だと痛感した1日でした。